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読谷の飛行場に想う。

躊躇したら負けなので、とりあえずベンチプレス100㌕を目標にしています。

レシピエントでない生き方を―。

働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。

生きるとは選択することだ。選択しないことは、実は自分の人生を生きていないということ。
村上龍

意味がなければスイングはない

自分がただの作品の受け手(レシピエント)であるということが、だんだん不満に感じられるようになってきたのだろう。
村上春樹


ウェブ時代をゆく」を読み、自分自身の志向性と向き合い、思考実験を繰り返した。省察を繰り返し、どう生きたいかを問い続けた。そして、僕がやめなければならないことを決めた。

それは、可能性の追求だ。

僕は大学生活を物理とともに過ごした。その過程で半導体という分野に心惹かれ、そしてそれに関わる職業を選択したいと考えるようになり、今現在、半導体製造工場に職を得ることとなった。悪くない。その瞬間では、それが僕の考えるうる「正しい場所」だった。

けれど、つぶさに省察すると、そこには専門性知識として時間を捧げてきた分野に対して、選択を正当化する強迫観念があった。思考停止の状態であった。自ら積み重ねてきた判断を否定したくないという思考でもあった。

けれど、僕は半導体に情熱を捧げることは出来ないことに気が付いた。

「やめること」を決めること。

だから、僕は半導体においてレシピエントから脱却する可能性を捨てる。傍観者でいい。精神的に可能性を捨て、物理的には僕の持ちうる半導体関連の書籍を全て捨てた。

可能性を捨て、自らの志向性に対して真摯な態度を表明すると、不思議と自分自身に素直になれた。僕が情熱を捧げることが出来る対象はなんだろう。それは、ウェブに関わることだ。プログラムを組むことは出来ないし、専門用語を多く知っているわけではない。けれど、間違いなく「好き」という感情がある。その感情を学生時代から持っていたけれど、半導体に対する脅迫的正当性が、僕の頭から排除を無意識に促した。

今まで、僕が追求すべき事柄は「半導体」だと思っていた。それが自然で、正しい方向性を持っていると強く信じていた。でも、「ウェブ時代をゆく」を読み、自分自身の素直な声に耳を傾けると、僕の志向性は半導体ではなかった。