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読谷の飛行場に想う。

躊躇したら負けなので、とりあえずベンチプレス100㌕を目標にしています。

危機感だけがものごとを考える力を生む。

学生時代に村上龍氏の書籍を貪り読んだ。その中で彼が「危機感」について言及した箇所は、僕の考え方や生き方を事あるごとに、何度も何度も激しく省察へと導いている。

当然のことだが、危機感というものは簡単には持てない。危機感をキープするのは辛い。
それは、危機感を産む想像力を磨き続けることで、絶え間ない自己看視が必要だから、決して楽しくないし、他者に飢え続けるわけだからエネルギーも要る。

すべての男は消耗品である〈Vol.5〉: 村上 龍


よほどの事がなければ、今の生活が漫然と続く。安定した生活とともに、出世が確約されているらしい。
「君もあと20年すれば、部長になっているよ。それまでは我慢だ。」

でも、僕にはそれを受け入れる事ができない。今の僕の世界に満ち溢れる「是」とされる常識と契約を結んでしまうと、僕自身の危機感が消え去ってしまう恐怖がある。危機感を失った人間。それは、思慮浅き、想像力を欠如したうつろな人間ではないか。それが恐怖でならない。危機感を失ってしまう感覚。ルサンチマンと共に、それが眼前に現れる瞬間を何度も感じてきた。

日本にいると、今まで持っていた危機感が日常の中で薄れてしまいそうになる、と言っていた。彼にも日本の「北朝鮮の夜景」状態が見えているのだ。そしてその感覚を失ってしまう怖さも。
圏外からの眺め - tatemuraの日記

僕は数奇な偶然でシリコンバレーに行く事になった。期間はたったの4日間。たけど、行く事には変わりない。そこで一体何を得るのだろう、ただシリコンバレーは実際に存在することを確認したいだけなのか。そう色々と考えた。その過程で、他の参加者に対する畏敬の念と、自分自身への劣等感を目の当たりにした。

「一体を何を求めて、羨望するシリコンバレーへ行くのだろう。」

その中で、上記のエントリーで「敗北感を認識するためにやってきた」という言葉があった。まさにこれだ。僕は危機感を失わないために、ものごとを考えるためにシリコンバレーに行くんだ。敗北感に苛まれても立ち止まっちゃ行けない。