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読谷の飛行場に想う。

躊躇したら負けなので、とりあえずベンチプレス100㌕を目標にしています。

嫉妬心とやわらかな心。嫉妬心を殺すために努力すること。

「やわらかな心をもつ」(小澤征爾広中平祐共著)にこんな一節がある。

その時ぼくのおやじはね、要するにあれは人間のいちばんの敵だって言うの。今でもよく覚えているけど、ジェラシーってのいうの、嫉妬心っていうのかね。それは人間にとっていちばん害になるっていうわけ。


で、ぼくのおやじに言われて結局わかって、得をしたのは、これはもう嫉妬心を殺さなきゃあもうとても生きていられないと思ったことなの。

p.55 「ジェラシーを殺す」

嫉妬心。このエントリーに「ドロドロした卑屈な感情で胸がいっぱい」という表現がある。誤解恐れずに言えば、それはやはり嫉妬心であって小澤さんの言葉を借りれば嫉妬心を殺しきっていないということになる。


勘違いしないでほしいのは、僕は嫉妬心を殺しきった人間ではないということ。多くの媒体で「天才」を発見するにつれ、大きな刺激と同時に「ルサンチマン募らせ」てしまう。そのたびに自分自身の生い立ちや環境を「天才」と比較し、暗澹とした気分になる。彼ら彼女らに近づきたいと思う強い意志は、次第に一過性の色彩に侵されていく。

どうしたらいいんだろうか。全てが美しく転換するような答えはないけれど、梅田望夫氏の言葉からある仮定に至った。

シリコンバレーという土地に生きていると、才能ということについて考えさせられることが多くなります。「こいつにはかなわないな」と思うような連中があらゆる分野にいますから、もうこれは仕方ないことだと多くの人が語り、個人差ゆえの嫉妬とか羨望といった感情を超えて・・・(後略)。

ウェブ時代 5つの定理」 p.60

「自分はどうしてもこれをやるんだ」という専門に対する強い意志がある人の場合は別だが、そのあたりが曖昧で迷っている人には、「a great vantage point」を求めて職を得よ、というのは素晴らしいアドバイスだと思う。
若者はバンテージポイント(有利な場所)でキャリアを磨け:梅田望夫・英語で読むITトレンド - CNET Japan

小澤氏は嫉妬心を殺すために「努力した」と表現している。僕にとって、努力によって嫉妬心を殺すことが出来るということは、非常に大きな発見だった。では、どういった努力をすればいいのだろうか。具体的な方法は示されていない。その中で「a great vantage point」が大きな意味を持つ。

仮定の域を超えはしないけれど、「a great vantage point」に向かう過程で嫉妬心を殺すことが出来るのではないだろうか。科学的な努力を、勤勉に続けることで「a great vantage point」へ向かい、「こいつにはかなわないな」という多くの出会いを自ら求めることで嫉妬心を殺すことが出来るのではないだろうか。