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読谷の飛行場に想う。

躊躇したら負けなので、とりあえずベンチプレス100㌕を目標にしています。

「個」としてあなたが何を考え、苦しみ、そして想い、生きているのかを知りたい

家族

唐突ですが、僕のお袋がブログをはじめました。
一部の方々にはいち早く反応をして頂き、本当にありがとうございます。お袋の文章を読むとは、何とも不思議なものです。そこに描写されるのはまさしく僕ら兄弟のことなのだけど、改めて明文化すると、どこか遠くの出来事のように思えます。自然と文章を読みながら、母は偉大だと思えます。

20歳に結婚して、21才長女、23才長男、25才次女、7年を経て31才三女、32才次男・・・これで終った(笑)
はじめまして! - 5児の母、そしてこれから・・・


僕がお袋にブログを書くよう勧めた理由は二つあります。

  1. ウェブ上で形成される「小さなつながり」によって、生き方をより良くすることができる
  2. 「個」としてあなたが何を想い、苦しみ、そして生きているのかを知りたい

僕はウェブ上で生まれる「小さなつながり」について、以前からお袋に伝えていました。同じ志向性を有する人々と、ウェブ上で関係が持てるかもしれない。そうすればお袋の可能性もしくは生活に何かしらの変化がもたらされ、もっとお袋が幸せになるかもしれない。そう、2007年当時の僕は思っていました。

僕はお袋に幸せになって欲しい。子育てに奔走し、20代から自らの志向性を考える暇なく、僕ら子供のために時間を捧げてくれたお袋に幸せになって欲しいと心から願っている。
「ウェブ時代をゆく」と「女の子の条件」 - 読谷の飛行場に想う。

しかし、その想いとは裏腹に自信は全くありませんでした。当時の僕はウェブからもたらされる恩恵を受けた事がなく、単に可能性の提示でしかなかったからです。だから僕自身が疑心を抱いていたし、お袋を叱咤することすら僕には出来ませんでした。2007年当時の僕は可能性だけを示し、彼女を混乱させただけでした。

「2007年当時の僕」と「今の僕」が決定に違う点は、ウェブからもたらされる恩恵を受けたかどうかだと言えます。答えはイエス。ウェブがなければ、裏シリコンバレーツアーに参加できなかった。そこで素晴らしい仲間と出会うこともなかった。憧れの人に会うことも、憧れの人になった人に会うこともなかった。ウェブがなければ、小野さん(id:sap0220)にスタバの妖精*1と呼ばれることはなかったし、金城さん(id:simpleA)に想いをぶつける機会*2すらなかった。中山さん(id:taknakayama)と酒を酌み交わし*3、「生真面目さは大いなる人生の武器だが、同時に人生を容易ならざるものにもする」という心の支えとなる言葉を得ることもなかった。

ウェブがなければ、あれもなかった。これもなかった。
ウェブ上で生まれる「小さなつながり」によって、シリコンバレーへの冒険から一年も経たない間に僕の生き方は変わったと思います。

ただ、僕がお袋にブログを勧めた最大の理由は、純粋に彼女の文章を読んでみたいと思ったからです。陶冶する過程で、何を想い、考え、苦しみ、反芻する言葉が何であるのかを知りたいと思ったからです。母親である前に、一人の女性として、人生の先輩として尊敬しているからこそ、僕は知りたいと思いました。僕と彼女は「子」と「母」であり、その関係が変わることは(一般的な流れから鑑みれば)ないでしょう。それが僕に焦燥感を抱かせました。ある役割から抜け出せずに終わってしまうのではないか、と。コンビニの店員との会話のように、コーヒーショップで店員の女性にサーブされるときに仏頂面で接する*4ように、決まりきった役割をなぞり終わることに恐怖を感じました。

僕は息子として、一人の男性として、人生の後輩として、あなたが何を考え、苦しみ、そして想い、生きているのかを知りたいのです。5児の母として、そして「新しいこれから」を生きるあなたがどう生きるのかを知りたいのです。不慣れな点もありますでしょうが、質問があれば何なりと申し付け下さい。これからも更新を楽しみにしています。

*1:http://d.hatena.ne.jp/sap0220/20080426/p1

*2:http://d.hatena.ne.jp/Ryu-Higa/20081020/1224516908

*3:http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20080927/p1

*4:誤読かもしれませんが。http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20081207/p1