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読谷の飛行場に想う。

躊躇したら負けなので、とりあえずベンチプレス100㌕を目標にしています。

品川にて、福田恭子さんと飲んできました。

3/22による、福田恭子さんとサシで飲んできました。品川イーストタワーのエクセルシオールカフェにて待ち合わせをして、同ビルの居酒屋に移動して、たっぷり3時間近く話しました。


福田恭子さんが梅田望夫さんのちくま新書4冊と文庫「シリコンバレー精神」の編集を手掛けたのは周知の事実でしょう。「ウェブ進化論」「ウェブ時代をゆく」と僕に大きな影響を与えた書籍の編集を担当した方との時間は、とても掛け替えのない、有意義な時間でした。初めてお会いしたのは、昨年12月に開催されたシュンポシオン横浜でした。それから約三ヵ月、横浜では伝えることのできなかったことや訊いてみたかったことを滔々と話しました。


「好き」について、僕はどうしても福田さんに伝えたいことがありました。それは以前「シリコンバレーで得たもの、決別したもの」*1に表現したように、「好き」がないことを認めるに至った過程でした。

僕には好きがない。でも、それでもいいと思えるようになりました。「好き」を探すことはとても大切なことかもしれない。でも、それよりすべきことがあると思ったんです。社会の動きや社会が形成される概念などを理解することが先だと思ったんです。優先順位の問題ですね。すべきことをする過程の「生き方」のなかに、僕が追い求める感情、好きがあると思ったんです。

比嘉さんは意外に好きがはっきりしているかもしれませんよ。そのネクタイの白と黒のように。何だか私より好きがはっきりしているように思えますよ。比嘉さんは「時間の流れのはやい場所」を求めているんじゃないですか。沖縄から出たことは「時間の流れのはやさ」を求めたことに繋がる気がします。でも、実際にはそこでの時間は緩かった、そういうことじゃないですか。


その短いやり取りで、今まで僕が考え続けてた「好き」を言語化できた気がします。「時間の流れのはやい場所」その言葉によって今まで僕がしてきた全ての行動を説明できるように思えます。まだ完璧な説明は出来ないけれど、その言葉を耳にしたときの直感の響きは今でも忘れられません。


自分自身の生き方を考え・問い続ける始まりを与えた梅田氏の一連の書籍。その編集に関わった福田さんから「好きははっきりしている」と言葉を受けたこと。ぐるりと一周してスタートラインに立ち戻ったとき、もう既に「好き」はそこにあったんだ。一年以上考え続けた「好き」の呪縛からようやく解かれた気がします。「時間の流れのはやい場所が好き」という直感(価値観)を軸に、これから動き出そうと思います。


「時間の流れのはやい場所」へ移ったとき、福田さんへ感謝の気持ちを伝えることが僕の小さな目標です。そのときまで、感謝の言葉は取っておこうと思います。「直接伝える」それが僕の小さな目標です。


最後に。


その日はお店の都合上、カウンターでのお話になりました。カウンターと言っても目の前を板前さんが忙しく走り回っているわけではなく、品川の夜が広がっていました。先に言っておきますが、僕は福田さんをビジネスパーソンとしてとても尊敬しています。しかし、それを含めても人間的に、女性としてとても魅力を感じています。職業に対して真摯な生き方をしている人が醸し出す魅力がありました。


僕には今とても大切な人がいます。彼女とは、仕事や生き方に対する悩みや苦しみをよく話します。そういった過程を経て年を重ねることは彼女にとってとても素晴らしい財産になるでしょう。そして、そこから生まれる魅力はきっと僕を強く惹き付けるのだろうな、と目にかかる前髪を撫で、暖かいお茶を飲む福田さんを横目に思いました。遠い先々にいる奥さんのロールモデルだなと思い馳せながら、福田さんと握手をして別れました。


またお会いできる日を心待ちにしています。

*1:http://d.hatena.ne.jp/Ryu-Higa/20090309/1236612995