読谷の飛行場に想う。

躊躇したら負けなので、とりあえずベンチプレス100㌕を目標にしています。

前兆を逃さないこと

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

  • 作者: パウロコエーリョ,Paulo Coelho,山川紘矢,山川亜希子
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: ペーパーバック
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先日船橋にて、会社で同期だった友人に再会した。


約1年ぶりの再会で、互いの近況を3時間ほどコーヒーを飲みながら話した。前回会った印象と比較すると、全体的に余分な力が入っておらず、とてもリラックスしているように思えた。小さな体から溢れる前向きな力に、僕自身とても大きな勇気をもらえた気がする。横浜での研修中、標準語が上手く話せずうつむいていた僕に優しく話しかけてくれた彼女。誕生日が近いという理由だけで、席が近かったことが彼女との接点を生み出した。それから、互いの生き方や考え方を話す大切な友人になるとは、何とも出逢いとは不思議だ。


そんな彼女が別れ際、「ロッキー*1に読んでもらいたいと思ったから」と、一冊の本を渡してくれた。羊飼いの少年が前兆によって導かれ、アンダルシアの平原から彼を待つ宝物が隠されているというエジプトのピラミッドを目指し、その旅路での出会いと別れのなかで、人生における大切なものを学んでいく物語。

人生で簡単に見えるものが、実は最も非凡なんだよ。

僕は宝物を見つけられなくなったから、宝物を見つけた人を憎むようになるだろう。そして、自分はだめな人間だという考えにとりつかれるだろう。

彼は前兆を信じていた。

傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。

僕が真剣に自分の宝物を探している時、毎日が輝いている。それは、一瞬一瞬が宝物を見つけるという夢の一部だと知っているからだ。本気で宝物を探している時には、僕はその途中でたくさんのものを発見した。それは、羊飼いには不可能だと思えることに挑戦する勇気がなかったならば、決して発見することができなかったものだった。


彼女は自分自身の前兆に耳を傾け、勇気を持って前進した。そして今は求める「宝物」へ向かって歩を進めている。そんな彼女からもらった本。そこからは、純粋に前だけを見ようよ、という幼な子のような無邪気な語りかけ。そして前兆を逃すなという獅子の力強い意志を読み取ることができた。


また再会したとき、互いの成長を素直に誉め讃えることができるよう、傷つくことへの不安や恐れと対峙し、前へと進んでいこうと思う。またね。Ciao!!

*1:なぜだか忘れたけれど、いつの間にか彼女にはそう呼ばれるようになっていた。理由はなんだったかなぁ。