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読谷の飛行場に想う。

躊躇したら負けなので、とりあえずベンチプレス100㌕を目標にしています。

想定者から外れた僕らの戦略性とは

昨日、前同僚と酒を酌み交わしてきました。ほぼ同時期に入社し、年齢も一緒。それぞれ割合は違えと沖縄の血が流れ、梅田望夫氏を私淑し、ウェブにおける可能性を語り合える、僕にとって東京で出逢った大切な親友でもあります。


振り返れば4ヵ月ぶりの再会となり、お互いの近況を話し、時はすでに夜中の3時を過ぎていました。英語というと「スモール・アワーズ」。『スコット・フィッツジェラルドが「魂の時間」と呼んだ時刻だ』と村上春樹氏が語った時間でもあります。その「魂の時間」だったかもしれません。僕らは議論の末に、互いが声を荒げていました。


「好きを探している」と彼は言いました。それ自体はとても素晴らしいことだと思います。僕が彼と言葉を交わしたいと思うのは、「より良く生きるには」について考え続ける彼の誠実な姿勢や志向性が好きだからです。


僕が声を荒げたのは


「好き」が見つかっていないから、それが見つかっていないからダメだと彼が弱気になっていたからです。

何故今もまだそんなことを言っているんだ。オレは正直がっかりした。半年後、一年後にまだそんなことを言っているなら、オレはもう会いたいとは思えない。

今振り返ると、僕は彼に対して辛辣な言葉を投げかけてしまったと思っています。


確かに現時点で「好き」が見つかっていれば苦しむこともなく、突っ走って生きていける。だが、仮にそれが見つかっていなくとも、無くとも生きていける。私淑する梅田氏の想定者から外れた僕らの戦略性は、この思考にあると考えています。だからこそ、志向性に耳を傾け、人と会い言葉を交わし、行動をし続ければ、きっと「好き」は見つかると思う。それでいいじゃないか。そう信じて前に進み続けようと思えば、余計なことを考えずに済むじゃないか。


僕が心に留める言葉とは


彼が問いた「心に留まった本を教えて欲しい」に対して、僕は「日と月と刀」を挙げました。

落胆と失意とがべったりと張りついた背中を 明日を夢見る力と将来を見通す力がぐいと押す
日と月と刀 上丸山健二

刀を帯びつづけるも棄て去るも当人の存念次第である(中略)いずれの道を選ぶにしても真正の豪勇を奮いたたせなければならず、つまり研ぐべきは刀ではなく刀の持ち主の精神のほうであって、それは研ぎ師の仕事ではなく、当人自身にしかやってのけられないことである
日と月と刀 下丸山健二

僕らはきっとより良い方向に進んでいると思います。だから、弱気にならず、前を向き続ける必要があると考えています。