読谷の飛行場に想う。

躊躇したら負けなので、とりあえずベンチプレス100㌕を目標にしています。

44歳、キングカズが語る「1センチでもいいから前へ進むんだ」

昨年の12/17、上司からある新聞記事の紹介があった。それは「サッカー人として」というタイトルで日本経済新聞に隔週で連載をしている三浦知良選手のコラムだった。タイトルは『人生に偶然はない』だった。いつもの朝。何も変わらない、いつもの日常的な朝の時間だったけれど、その記事のお陰で心が引き締まったのを覚えている。

2010年シーズンをまとめます。人生に偶然はない。大分戦で輝けたのは偶然じゃない。だからこうも思う。1998年W杯に行けなかったのも偶然じゃない。岡田武史監督がどうこうでもなく、僕に力がなかったのだと。努力が足りなかったのだと


『人生に偶然はない』(2010・12・17)

このコラムが一冊の本にまとめられていました。プロフェッショナルとは、モチベーションの持続とは、そして「1センチでもいいから前へ進むんだ」という意志が、2006年〜2010年にかけて丁寧に綴られています。コラムにある「元サッカー日本代表」という紹介文字については触れてはいなかったけれど、それはぜひ今年のコラムで楽しみにしたいです。ぜひ一読後、3/6の開幕戦はスタジアムに足を運びましょう!メンバー入りが濃厚です!僕はスタジアムで観戦予定です ;-)

やめないよ (新潮新書)

やめないよ (新潮新書)


最近、いろんな人から「なんでカズさんはそんなにずっとモチベーション高くいられるんですか」と訊かれたりする。僕はサッカー一筋でやってきているけれど、サッカーを愉しんでいるということにやっぱり尽きるのだと思う。いや、サッカーだけではなく、外で遊ぶときも、お風呂に入るときも、人と会うときも、もう、すべて一生懸命行くぜ、という感じの人生なのだと思う。そのときそのときで目一杯やっていく、その積み重ねが僕のいまなのだ。


『プロローグー未知の領域を歩き続ける日々』(2010・12・5 リーグ最終戦の翌日に)

代表監督が代わったからアピールしないとなんて、選手はいろいろ考えてしまうものだけど、先のことをあれこれ考えるのは過去を振り返るのと同じで、エネルギーの無駄遣い。ひたすら目の前の試合に集中するように意識的に自分をコントロールしている。

僕自身も日本代表でプレーしたいという夢は持ち続けている。だけど今は横浜FCで1部(J1)に上がるという目標だけを見据えている。J1に上がれなかったらどうしよう、なんてことも考えない。それもエネルギーの無駄だし、失敗を恐れて臆病にもなってしまう。余計なことを考えず、練習や体のケアを怠らないこと。それが一番いい結果につながるはずだから。


『ひたすら目の前の試合に集中しよう』(2006・7・28)

高い意識をもって毎日何をすればいいかと言うと、ひたすら同じことを繰り返すだけだ。週の初めに走り込んで、徐々に調整して試合で爆発させる。勝っても負けてもそこでリセットして、また走り込む。僕はそれを23年間やってきた。


『内容も結果も意識次第』(2008・4・25)

17歳のころ、ブラジルで悩んでいた僕は諭されたものだ。「僕はいつだって考えている」「考えるだけで立ち止まっている人間はたくさんいる。お前もそうだ。考え、悩め。でも前に出ろ」

失敗して、人生のレールを踏み外すこともある。その時、フラフラでもいいからと止まるなー。「一気に100メートル進まなくていい。カズ、1センチでもいいから前へ進むんだ。考えるだけではダメだ。」今も胸に残る。


(中略)


学ばない者は人のせいにする。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。僕は学び続ける人間でいたい。


『1センチでもいいから前へ進むんだ』(2010・11・5)


♪Fantasy - Earth Wind & Fire